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私がおこのぎ八郎さんを応援する、本当の理由。

私がおこのぎ八郎さんを応援する、本当の理由。

コロナが猛威を振るう中、現場での対応を継続して下さっている医療従事者の皆さまには心から感謝申し上げます。
他方で、東京オリンピックでは、連日のように日本選手が活躍しています。東京オリパラ担当の大臣政務官として、多くの課題に対処しつつも何とかこのような場を作ることができたことを嬉しく思うとともに、オリンピック、そしてその後に引き続いて行われるパラリンピックが閉会する日まで気を緩めることなく、与えられた職責を全うして参ります。
 
さて、現在様々な課題と将来に向けての不安を抱える横浜市。今月横浜市長選挙が予定されており、多くの方が立候補表明をされている中で、自民党としては自主投票。一体だれを応援したらよいのか、悩まれている方も少なくないと思います。
そんな中、私自身は「おこのぎ(小此木)八郎」さんに将来の横浜を託したいと考えています。
 

目次

  1. 危機管理能力
  2. IR(統合型リゾート)誘致についての考え方
  3. 加えて、私がおこのぎ八郎さんを応援する「最大の理由」

 

危機管理能力


そもそも市長としての仕事は平時のものばかりではありません。最も市長としての真価が問われるのは、まさに突如として緊急事態が発生した場合です。
現在、新型コロナウイルスが猛威を奮っています。このコロナの対応だけであれば、もしかしたら他の方であっても、これまでに集まった知見を総動員して、最も適切な政策は何かを分析して打ち出すことはできるかもしれません。
しかし、大地震や巨大台風、さらには土石流に代表されるような自然災害、さらには世界的なテロ組織によって行われる大規模なテロ攻撃など、横浜がこれまで想定もできなかったような脅威に襲われた場合に、最前線に立って横浜市民378万人の命を守るために立ち回るのが横浜市長の役割です。
こういった緊急事態に際して、市長として何より大事な資質は「経験」と「決断力」。それまでのその人自身の経験に照らし、周囲の客観的な状況に即応して少しでも早く政治的な決断をする、この能力こそが危機管理においては不可欠です。
この点、おこのぎ八郎さんは防災担当の大臣や国家公安委員長の要職を歴任し、文字通り防災や防犯についてはプロ中のプロ。災害や犯罪などの緊急事態が生じた際の「危機管理の経験」という点では最も優れています。
 
加えて今回、率先してIR(統合型リゾート施設)の取りやめを明確に判断したことは、極めて大きなメッセージです。
この判断に至るまでに本人も相当に考え抜かれたのではないかと思いますが、たとえそれまでの流れや他者の意向と異なることになろうとも、自分の信念に従って政策を転換したことは、まさに先例やしがらみにとらわれない、おこのぎ八郎さんの「決断力」、ひいては「危機管理能力」の高さの表れと言っても過言ではありません。


 

IR(統合型リゾート)誘致についての考え方

 
さて今、IRの話題が出ましたので、念のため、IRについて私自身の考え方を整理させて頂きます。
そもそもIR(統合型リゾート)とは、国際会議場施設や展示施設、我が国の伝統、文化、芸術等を生かした公演等による観光の魅力増進施設、送客施設、宿泊施設等の観光振興に寄与する施設とカジノ施設から構成される一群の施設で、民間事業者により一体として設置・運営されるものです。
これは、適切な国の監視及び管理の下で運営される健全なカジノ事業の収益を活用して、地域の創意工夫及び民間の活力を生かした特定複合観光施設区域の整備を推進することで、国際競争力の高い、魅力ある滞在型観光の実現、観光及び地域経済の振興、財政の改善を目的としています。
なお、このIRについて「自民党は賛成」と言われますが、賛成なのは自民党だけではありません。私が最初在籍していた「みんなの党」は、実は一番初めにIRの実現を選挙公約として総選挙を闘った政党でもあり、その他「維新の党(日本維新の会)」を含め、様々な党が総選挙の公約にしています。
そういう経緯もあり、私自身もIRについては魅力的な政策の一つだと考え、国会においてはIRの実現に必要な法整備に携わらせて頂きました。もちろん誘致を行うのは各地方自治体であり、各自治体が当該自治体の住民の声やその時の情勢を鑑みながら決めて頂くことが大前提です。
 
この点、横浜はどうかというと、客観的に言えば、横浜は日本で最大の人口を抱える政令指定都市でありながら、他方で、今後少子高齢化の影響により生産年齢人口が減少し、消費や税収の減少、社会保障費の増加など、経済活力の低下や厳しい財政状況が見込まれています。すなわち、今後財政危機や行政サービスの低下が懸念される、今まさに瀬戸際にあるわけです。
このような状況下において、IRは、日本でも随一の魅力ある施設として将来にわたって地域の魅力を高め、日本のみならず世界から観光客等を呼び寄せることで、もって当該地域の消費の活性化につなげるもので、IRに対しては大きな期待を抱いて参りました。
もちろんその目論見通りにうまくいくのか、あるいはIRを誘致することでキャンブル依存症や犯罪などが増えるのではないかなどの声もあり、これまで様々な議論が行われてきたのは事実です。だからこそ、横浜において実際にIRを実施するかについては民間事業者から具体的に提案を頂き、様々な対策を含め、中身を精査した上で、それがしっかりしたものであれば最終的に進めたいと考えていました。
 
しかし、今回、おこのぎ八郎さんが突如、IRを取りやめるという判断を行うに至りました。
民間事業者から具体的な提案を頂こうかという段階において、突然のこの判断。正直に言って僕個人としては大変困惑しましたし、「はい、そうですか」と簡単に方針を転換できるものでもありませんでした。この点、自民党の中でも様々な意見が出ましたし、その結果、自民党としては自主投票という判断に至ったこともご存じかと思います。
しかし、おこのぎ八郎さんとその後何度となく話をさせて頂く中で、横浜市民の中においてIRを受け入れる状況にはないことからIRは取りやめたいとの強い覚悟を感じ、そしてこの判断は全く揺らぐものでないことが伝わって参りました。
この点、当選したら手のひらをひっくり返してIRを推進するのではないかという意地悪な声も聴かれますが、おこのぎ八郎さんはそういう「器用」な人ではありませんし、また本人の話しさえ聞いて頂ければ、そういう可能性がないことはご理解を頂けると思います。
 
「では」、です。
先ほど申し上げた、横浜の将来を考え、財政危機や行政サービスの低下などの危険が間近に迫ってくる中で、IRを推進せずにどうしようというのか。当選してからは、まさにこの点が最大のポイントになってきます。
この点、おこのぎ八郎さんは、「横浜版成長戦略・規制改革推進会議」を新設することを掲げ、横浜のみならず日本や世界中から様々な分野の方々の知恵や知識、経験を結集して、世界に誇る港湾都市として、前例にとらわれない新たな成長戦略を策定するとしています。具体的には、横浜においてワクチンや新しい薬が次々と開発されたり、自動運転技術やドローン技術の実証実験が行われたりするなど、新しいビジネスや世界最先端の研究開発が活発に行われ、かつ横浜内外から「ヒト・カネ・モノ」が集まるような次世代都市・横浜を目指すとされています。
 
この成長戦略を絵にかいた餅に終わらせないためには、横浜が抱える民間の力を総結集できるだけの人脈に加え、単に国に追従するのではなく、国に対してはっきり「モノ言う都市」になっていく覚悟がなければなりません。
この点、おこのぎ八郎さんは、生まれも育ちも横浜。横浜中の人的なネットワークを持たれています。また、今回のIR取りやめという判断に代表されるように、国に追従するのではなく、横浜の未来だけを見据えた政策判断を行うことができることもすでに明らかとなっています。


 

加えて、私がおこのぎ八郎さんを応援する「最大の理由」

 
何はともあれ、これからの横浜市政は必ずしも楽なことばかりではありません。
この厳しい道を進むうえで相当の困難に直面することは既に明らかですし、378万人の未来を預かる立場なのですから、何としてでも横浜の未来のために文字通り死ぬ気で頑張って頂かなければなりません。だからこそ市長自身には、誰よりも横浜を愛する強い気持ちをもって頂きたい。「頑張ったけど、うまくいかなかったね。残念でした。」で終われる程度の覚悟の人に横浜市長をやって頂きたくなどありません。

では、その想いをどこで判断するかと言えば、それはその人のこれまでの歩みから判断するべきなんだろうと思います。

この点、おこのぎ八郎さんは根っからのハマっ子で、古くからの横浜の歴史と文化を良く理解しています。

また、今回大臣の職を辞し、すでに衆議院議員の地位もなげうって、裸一貫、横浜市政に挑戦をする決断力。
こんな挑戦などしなければ、当然ながら今も大臣としての生活を続けることができていました。僕と違って強固な地盤もお持ちですから、もしかしたら一生涯、衆議院議員としての地位に居続けることすらできたかもしれません。でも、それらを全て捨て去っての挑戦です。
そして、さらには周囲の意見に反してでも自分の想いを貫く覚悟。

これらは全て、「このまま傍観者ではいられない」という、おこのぎ八郎さんが誰よりも強く横浜への「愛」を持ち、かつ横浜の未来に対する「責任感」を誰よりも感じている証左という他ありません。
僕にとってみれば上手い言葉を何万回聞くよりも、この点だけをもってしても、今後の横浜を託するに相応しい人と確信しています。
 
以上の理由から、私、みたに英弘は、強い覚悟をもって横浜市政に挑戦されるおこのぎ八郎さんと一緒に新しい横浜を創りたいと考えています。ぜひ皆様にもご理解頂けたら幸いです。

以下noteより転載

https://note.com/mitani_h/n/n5c085273935c

衆議院議員 みたに英弘